平成28年度宅建士試験の採点雑感
おはようございます。 今日は、少し寒いですね。。
予備校で解答速報が掲載されていたので自己採点をしてみました☆
結果は、
○ 権利関係 : 13/14
○ 法令上の制限 : 5/8
○ 宅建業法 : 14/20
○ 税・その他 : 6/8
☆ 合計 : 38/50
でした。
また、合格点の各予備校予想は、多い順に「①35点、②34点、③36点」なので、おおむね昨日解き終えた時点での手ごたえと合っていて嬉しかったです(*^_^*)
以下、来年度以降に受験される方向けに各科目について受験して感じた感想を書きます。
1.権利関係
全体として「やや易化」したように感じました(ただ、問6をミスしてしまいました(^^;))。
もっとも、今年度特徴的だと感じたのは、【問9】の判決文に合致するものを答えさせる問題です。昨年度まではこの種の問題は、国語の簡単な読解能力を試す問題であり、非常に簡単な問題でした。
しかし、本年度は、判決文を理解した上で「不法行為」と「債務不履行」の消滅時効の違いの知識を問う点に問題の本質がありました。この問題自体はそれほど難しくないのですが、解いていて「少しずつ新制度になってから出題方法や内容を変更していこう」とする出題者の意図を感じました。
なので、来年度以降もこうした出題方法や内容に少しずつ変更を加えていくことは予想できるので、この点は注意したほうが良いと思います(*^_^*)
2.法令上の制限
全体として「やや易化」したように感じました。
個人の平成27年度の試験分析では、「難易度の高い問題と低い問題が明確に分かれている」と感じていました。
しかし、本年度においては、「問題ごと」ではなく「肢ごと」の難易度が明確に分かれているように感じました。つまり、「4肢中1~2個の肢の正誤は全くわからないけれども、この肢だけは正しい(誤っている)というのがはっきりわかる!」というものが多かったです。
なので、来年度以降の試験対策としては、「未知の知識で勝負せずに、基礎知識に立ち返って冷静に考えてみる」訓練が必要なように感じました(*^_^*)
3.宅建業法
昨年と同等の難易度であるように感じました。
ただ、一昨年までの問題のレベルから考えてみれば、難易度はやや高いと思います(^^;)
「宅建業法で満点を取ろう!」という学習方針は、なかなか困難であると感じました。私は今回の試験であまり得点できなかったのですが、目標点としては「16点前後」が良いと思います。
また、試験対策としては「個数問題からは絶対に逃げない!」ということが挙げられると思います。よく予備校の講義で「個数問題は全部わからないと正解しないから難しい」みたいなことを聴きましたが、過去の出題履歴と今年度の試験からみれば、作問者は、個数問題の肢のレベルと他の問題に比べてやや下げていることは明白です☆
なので、テキストの知識をしっかりインプットできていれば、個数問題はむしろ得点源になると思います(*^_^*)
一問一答を繰り返し解く等して個数問題でしっかり得点していくことをオススメします。
4.税・その他
全体としてやや易化したと感じました。
この分野については、試験対策方法について記述します。
私は、この分野の試験対策方法について非常に悩まされました…(^^;)
出題される問題数に対して出題範囲が広すぎるコストパフォーマンスの悪い分野です。
しかし、全く試験対策をしないのではもったいない分野でもあると感じました。なぜなら、各問題自体のレベルは、宅建士試験全体の中で最も低い分野であるからです。
したがって、基礎の範囲で徹底的に勉強しました。ただし、優先順位はつけて勉強しました。具体的には、まず「出題傾向」を分析し、次に、予備校講師のブログをチェックして「出題予想」を分析しました。今年度は出題予想通りだったので良かったです(*^_^*)
効率的に勉強すると得点源になるのでオススメです。
とりあえず、こんな感じの印象を受けました。
次回は、オスス勉強法をまとめておきたいな、と思います!(^^)!
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